☆赤松並木のある国道5号線を大沼方面に行くと、少し離れた七飯町鳴川1丁目4−110には右の碑『男爵薯発祥の地』の碑もあります。函館ドック専務であった川田は明治41年、Irish Cobblerというアメリカで発見された品種をイギリスから取り寄せましたことを記念し、昭和22年(1947)に建立されたもの。
☆生家より函館湾を見ながら日本海側を北西に行くと、北斗市上磯町に「男爵薯資料館」があります。
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明治41年アメリカ生まれの「男爵薯」(原品種名Irish Cobbler、Eureka , America, Cobblerなどあります)をイギリスから導入し,日本に広げるきっかけを作った「川田龍吉男爵」の農場跡地を利用した陳列館です。
川田龍吉男爵(1856〜1951)は経営に苦しんだ函館ドック再建のため,明治40年に函館に渡り,取締役会の互選により専務となった。男爵資料館は,退職後函館近郊の渡島当別町(現北斗市)に建設した川田農場が主流となっています。
川田は92歳のときトラピスト修道院で洗礼をうけましたが、その3年後、昭和26年95歳で生涯を閉じました。その年子息の手から木村正夫へ譲渡され,木村家が農業機械展示の「男爵資料館」として開館したもの。西洋式木製のサイロや牛舎,1910年代の米国製トラクター,プラウ,ハロー,グレンドリル,スタンチョン他数千点が並んでいます。館は産業考古学会推薦産業遺産にもなっています。
明治34(1901)年に横浜の亜米利加ロコモビル会社日本代理店が輸入し、川田龍吉男爵が購入、使用した日本に残る現存最古の経歴を持つ蒸気自動車も展示されています。川田は我が国最初のオーナードライバ−であったのです。出力は3〜4馬力、スピードは約20-30km/hで走行できたと言います。燃料はナフサ(揮発油)を使いボイラ−で蒸気を発生させて使っていた。1970年代後半に復元修理が行われ、復活走行も行っている。1979年にNHK特集で龍吉を取り上げた際にも、龍吉を演じた愛川欽也が乗車して走行していた。
・場所:〒049-0282 北斗市当別4丁目3-1 。最寄りJR駅「渡島当別」。
・問合せ先 :TEL:0138-75-2894 / ・FAX:0138-75-3115
・URL: http://www.danshakuimo.com/
・その他:公開時期3〜11月。資料館手前にガーデン料亭「竜山創」も経営している。近くには日本最古の男子修道院「男子トラピスト修道院」(TEL: 0138-75-2139) もある。
☆日本海側をもっと行くと厚沢部町がありますが、そこにはイギリス生まれのジャガイモの『メークイン発祥の碑』があります。(右)
☆倶知安の ホテル『第一会館』ではでん粉を使ったうどん、煎餅などを食べることができます。
☆写真左は『穀物祭』。右: 私は、時々ジャガイモの栽培、育種、すばらしさの紹介などの講習会にひっぱられていました(右から2人め)。この時のサンプルはホクレン農総研の提供によるもの。↓
『じゃがいもHOUSE 狸小路店』札幌市中央区南3条西4丁目(アーケード内)
店先で揚げたてコロッケなどを売っている。2階で海の幸・山の幸が気楽に食べられます。営業11時45分から。
電話(011)221-4430。代表 由野幹雄さん。
札幌駅に近い、『じゃがいもHOUSE 大丸店』もあります。中央区北5条西4丁目7番地(大丸札幌店地下1階)。 電話・FAX (011)828-1190(直通)
『酔幸』 札幌市中央区南4条西4丁目 すずらんビル別館5階にある料亭
011−271−0920
おすすめメニュー:北の華(じゃがいもだんご)、北の糸(じゃがいもそーめん)
『軽食喫茶 ポテト』 士幌町字士幌西2線136。国道241号沿い。
01564-5-3211。おすすめメニューはポテトピザ、ポテトだんご、ポテトサラダ。
『〆藤』 北見市北6条西3丁目山下通り。0157-23-3061。
おすすめメニューはイモ団子、イモウドン。ともに「ワセシロ=ネオ男爵」
を使ったもので、その味わいと歯ごたえを知って欲しい。
『龍杉創(りょうざんそう)』 JR渡島当別駅から 徒歩3分。男爵資料館隣
0138-75-2894。毎週水曜日が定休日。おすすめは「じゃがいもスープセット1,200円、ポテトチーズ焼き700円、コロッケセット1,200円」など
☆旭川市内でジャガイモ料理店を探せば、4条5丁目仲通(3・4仲)の『くいしんぼう』があります。いもピロシキ、いもすいとんの各500円、ジャーマンポテトなどがあります。
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