ジャガイモ博物館、αでん粉、プラスチック米
あんにトルエンや酢酸エチル(マルワ食品)、有機リンリン系殺虫剤ジクロルボス入り冷凍インゲン(イトーヨーカカドー)、冷凍毒ギョーザ、メラミン入り粉ミルク、大腸菌や発がん性薬剤の入ったニワトリ(KFC)、工場廃油でつくった食用油脂、毒ペットフードなど、数えられないほどたくさんのものが出て来る中国食品に今度は『プラスチック米』が知られてきました。
2015年5月イントネシアなどでジャガイモ、サツマイモに「合成樹脂」を混ぜて米そっくりの“プラスチック米”が大量に出回ったようです。
シンガポールやマレーシアでも中国から輸入されたとおもわれるものが流通している。
中国浙江省にある工場で作られるニセ米の製造工程も流れたようです。中国の五常市の米は通常の米よりも香り高く、高価なので、米の香りのする香料を入れ、より本物の米に近づけ、「五常市産の米」と偽り、販売されている。ご飯3杯でビニール袋1枚食べることになるとか。
原価が安く、ボロ儲けしているようですが、水に浮くので直ぐ判りそうなもの。
勿論消化しない。肥満解消や便秘解消にきくのでしょうか。
今回の事例の前に書かれていたあることを思い出します。1995年長坂寿久著『映画で読むアメリカ』(朝日新聞社)では、プラスチックは豊かさを証明するのではなく、フェィク(fake贋物、がん造品)だ。正直でなく、自然なものではない。と書いてありました。にせジャガイモのことではありませんが、よく表現しています。
太平洋戦争の末期に小学校6年生でしたが、子供を兵隊にとられ、働き手が不足した農家のジャガイモ掘り援農をしたことがあります。茎葉を引くと少しジャガイモが着いて抜けてきます。その後手でジャガイモを掘り進んでいくものでした。土が乾いていたので、きれいな新ジャガを竹で編んだ籠に入れて進むことができました。そのお礼として配給になったのが透明感のあるジャガイモαでん粉麺でした。長さ1センチほどのもので、コメと一緒に炊いてた食べたものです。
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