両線虫に抵抗性で晩生のでん粉用

ユーロビバ

Madison

 現在(令和5年3月時点)北海道においてシロシストセンチュウGpが確認されているほ場は網走市、清里町及び斜里町の3市町 15 大字 50 ほ場 179ha であるが本品種「ユーロビバ」が、「フリア」と同様にGpに対して相当の抵抗性を有している品種であるとの知見が得られたため、その作付けが期待されている。  地上部小葉が少し波を打つので区別できる。開花は遅く、花色は白。塊茎は円い楕円形、目の深さは中〜浅い。いも数はやや多い。肌色は明るい黄色でネットがある。肉色は黄。そうか病に強くない。褐色心腐はやや発生を見る。打撲損傷は中程度。  肥大期間が長く、でん粉価・でん粉収量が高まる 。適度の休眠日数をもっているが、植付け前に7〜10日浴光催芽するとよい。夏疫病にも効果のある疫病防除剤を使うと効果的である。 ジャガイモシストセンチュウに抵抗性Ro1、シロシストセンチュウにも抵抗性Pa2 , Pa3の優れものである。 https://www.europlant.biz/sortiment/euroviva/  


Eurovivaの花


*品種メニューに戻る*
*スタート画面へ戻る*