やや粉質、球の

サッシー

SASSY

アローワ、フリアとともにフランスのジェルミコーパ社で育成したもの。 育成者はEric Gonnel。
 もともとチップス用として開発されたので、良食味で、油との相性が良く、生食(料理)用、フレンチフライ等に適しており、やや粉質で煮崩れしやすくホクホクするのが特長。
 そう性は中間型、幼芽の色は紫、茎の長さはやや長、茎色は緑、分枝数はかなり少い。葉色は淡緑、花の数は稀であり、花色は紫系、先は白い、頂小葉が広大である特徴がある。
 ふく枝の長さは長、いも着生の深浅はやや深、いもの形は球、皮色は黄、目の深浅は極浅、肉色は淡黄〜黄色。
やや晩生で、早期肥大性はやや速、いも数は多いが、小粒である。肉質はやや粘である。低温で貯蔵しても糖化しにくいが、旨味がアップするという。比較的打撲にも強く、玉揃いよく、歩留まりが高い。
疫病に比較的強い品種であるが、熟期を考え、茎葉を保たせるような肥培管理を行うこと。
いも数が多く小玉になりやすいので、茎数は2〜3本とし株間を広げてよい。また、最初の芽が折れると、次の芽が出づらいので、最初の芽を折らないように注意するといい。    


サッシーの花


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