(ポテトエッセイ著者紹介)

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著者紹介

浅 間 和 夫 (あさま かずお)

 昭和8年(1933)、北海道亀田郡亀田村(現函館市)生まれ。函館中学校、函館東高等学校卒業。昭和31年北大農学部農学科卒業。昭和32年より道立農業試験場でジャガイモの品種改良に従事。昭和42年より57年まで道立根釧農試馬鈴しょ科長。
肥大の早い食用・ポテトチップス用ワセシロ(伯爵)や、でん粉含有が多く、Yウイルスにかからないコナフブキ*などの育成に従事。昭和57年から平成4年まで道立中央農試畑作部勤務しムサマルやサクラフブキなどの育成にも関与、平成4年退職後ホクレン農業協同組合連合会の種苗園芸部園芸総合課などに勤務。平成16(2004)年退職。【*コナフブキの北海道内の作付け面積は男爵薯やメークインより多く、清里焼酎の原料にもなっている。】
【北海道新聞夕刊平成23年(2012年)2月24日〜3月9日掲載。『私のなかの歴史 ジャガイモ人生』参照】
趣味:デジタルカメラ写真。作品は【デジタル写真館】(休館中)をご覧ください。

(著 書)
「ジャガイモのつくり方」(共著、農文協)
「農業技術体系・作物編」(同)
「野菜園芸大百科・13 イモ類他」(同)
「北海道のジャガイモの栽培技術−(食用・加工食品用)」
            (共著、農業技術普及協会)
「おもしろ ジャガイモ専科」(自費出版、TAKAプロダクション)
ジャガイモ43話」  (北海道新聞社)

ジャガイモ事典」の内、男爵資料館、ジャガイモと文学、ジャガイモと絵画、ジャガイモと映画、ライスカレーの誕生、"肉ジャガ"発祥地論争、ジャガイモ関係の郵便切手、の項の執筆。2012年.全国農村教育教会。
 「協会だより」((社)北海道馬鈴しょ生産安定基金協会、北海道澱粉工業協会)の“ばれいしょ品種ものがたり”1〜26(2014現在)執筆中。

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戦後育成品種の中で、最も作付された(「男爵薯」より広く)『コナフブキ』、チンしたりオープンで焼いて食べると美味しい『ワセシロ』(伯爵)、ジャガイモの大敵疫病無防除が可能な『花標津』(はなしべつ)などの育成で知られる馬鈴しょ科が平成10(1998)年道立根釧農試(中標津町)から現在地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場に移転し、ジャガイモ試験研究を継続実施中。