平成１０年北海道における

1998年

品種	作付面積	備　考
男爵薯	17,600	十勝、上川、網走支庁管内。生食
コナフブキ	13,300	網走、十勝、根室。澱粉
トヨシロ	7,730	十勝、網走、上川、チップス、サラダ、コロッケ
メークイン	6,420	十勝、檜山、渡島。煮物
紅　丸	6,660	網走、十勝、釧路。澱粉、生食
農林1号	3,180	十勝、上川、網走。チップス、生食、澱粉
ホッカイコガネ	2,110	十勝、上川。生食、フレンチ、黄肉
ワセシロ	1,750	十勝、上川、渡島、チップス、生食、家庭菜園
サクラフブキ	480	網走、十勝。リンの多い澱粉
キタアカリ	640	後志、十勝、上川。生食、黄肉
エニワ	950	十勝。澱粉、難腐敗
アスタルテ	720	網走、根室。大粒澱粉
とうや	190	網走、十勝、後志。煮物、スライスサラダ
アトランチック	260	十勝、上川。チップス
ムサマル	130	網走、根室、十勝。黄肉フレンチ、生食
マチルダ	180	芽室。一次加工、生食、減農薬
ベニアカリ	50	釧路。マッシュ、コロッケ、赤皮
トヨアカリ	30	網走、上川。澱粉
エゾアカリ	10	十勝、網走。生食、おでん
その他	490	ニシユタカ、デジマ外
合　計	62,800	十勝、網走、上川、後志

北海道農産園芸課資料を参照した。面積のあとは主な産地と私個人のメモ
「コナフブキ」、「ホッカイコガネ」などが増え、澱粉原料用の「紅丸」、「エニワ」、「アスタルテ」などが減りました。無農薬栽培可能な唯一の品種「花標津(はなしべつ)」はその増殖に１，２年かかります。平成１１年ポテトチップス用の「ノースチップ（Ｐ９６１）」、生食用の「根育３１号」(スノークイーン)が奨励品種に加わりました。

河野友美著「おいしさの科学　味を良くする科学」（平成６年旭屋出版）ｐ８０に「雪白」という品種が増えつつある、と載っていますが、上の表にも見られないように、当時ほとんど消滅していました。
名前も「ユキジロ」とカタカナが正しかった。
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