遺伝子組み換えではない証明

ジャガイモ博物館のidensino.html

***「男爵薯」などは遺伝子組み換えしたものですか***

 
「男爵薯」、「メークイン」、「マチルダ」、などの導入品種は、消費者などが問題にしている狭義の遺伝子組換え技術が開発される前に育成されたものです。このため、遺伝子組換えによって生まれたものではないことは明らかです。
 また、下記の農林登録品種においても、国(現独立行政法人北海道農研センター)、北海道庁、長崎県の育種機関、ホクレンが開発したものであり、その育種(品種改良のこと)手法が明らかであり、異種ジャガイモ(ジャガイモ近縁種)との間の交雑によって生まれたものが多いが、狭義の遺伝子組換えによって育成されたものはありません。

表. 近年までに農林登録されたジャガイモ品種のうち優れているもの
品種名 旧系統名 育成場所
農林1号島系12号 北海道農試*
農林2号島系3号 北海道農試
農林3号島系86号 北海道農試
チトセ北海3号 北海道農試
オオジロ北海9号 北海道農試
ケネベックKennebec 米国より
ホイラ125−4 米国より
ウンゼン西海1号 長崎県愛野試験地
タチバナ西海2号 長崎県愛野試験地
ヨウラク北海17号 北海道農試
ニセコ北海15号 北海道農試
リシリ北海20号 北海道農試
シマバラ西海5号 長崎県愛野試験地
エニワ北海22号 北海道農試
ユキジロ北海30号 北海道農試
チヂワ西海7号 長崎県愛野試験地
ホッカイアカ北海41号 北海道農試
シレトコ根育3号 道立根釧農試
ビホロ北海45号 北海道農試
タルマエ北海47号 北海道農試
デジマ西海13号 長崎県総合農試
愛野馬鈴薯支場
ワセシロ根育11号 道立根釧農試**
トヨシロ北海48号 北海道農試
セトユタカ西海14号 長崎県総合農試
愛野馬鈴薯支場
ツニカTunika 東ドイツより
ニシユタカ西海15号 長崎県総合農試
愛野馬鈴薯支場
ハツフブキ北海57号 北海道農試
ホッカイコガネ北海60号 北海道農試
コナフブキ根育19号 道立根釧農試
トヨアカリ北海67号 北海道農試
メイホウ西海16号 長崎県総合農試
愛野馬鈴薯支場
キタアカリ北海63号 北海道農試
エゾアカリ北海66号 北海道農試
とうや北海70号 北海道農試
ムサマル根育22号 道立根釧農試
ベニアカリ北海73号 北海道農試
サクラフブキ根育26号 道立根釧農試
アイノアカ西海23号 長崎県総合農試
愛野馬鈴薯支場
さやか北海74号 北海道農試
アーリースターチ北海72号 北海道農試
花標津根育29号 道立根釧農試
普賢丸西海26号 長崎県総合農試
愛野馬鈴薯支場
スタークイーン根育31号 道立北見農試
ユキラシャ北海83号 北海道農試
十勝こがね北海79号 北海道農試
ナツフブキ北育5号 道立北見農試
きたひめP892 ホクレン
春あかり西海28号 長崎県総合農試
ひかるF001 ホクレン
キタムラサキ北海88号 北海道農業研究センター
アイユタカ西海29号 長崎県総合農試
オホーツクチップ北育2号 道立北見農試
スノーマーチ北育7号 道立北見農試
ゆきつぶら北育1号 道立北見農試
らんらんチップ北海89号 北海道農業研究センター
さやあかね北系9号 道立北見農試
* 現 独立行政法人北海道農業研究センター ばれいしょ育種研究室
** 現 北海道立北見農業試験場 馬鈴しょ科

上記の外、太平洋戦争の後に入ってきたホイラー、ケネベック、北海道の奨励品種になっているアトランチック(アメリカのNEW LEAFを冠したものは除く)、アスタルテ、ヤンキーチッパー、スノーデン、また、ホクレン農業協同組合連合会が育成のノースチップやきたひめもその育成過程が明らかであり、遺伝子組換え技術を使って育成したものではありません。(平成12年までに品種として使われたもの)

 現在のところ(2001年)海外からの生いもの輸入は、試験研究用などごく一部のものを除き、禁止されています。その理由は『☆ここ☆』を読んでください。
 また、わが国のようなチェック体制のしっかりした国で遺伝子組換えをやれば、初期の外国の事例のような悪いものは育成される可能性はまずないでしよう。疑問・質問も参照してください

<<もっと気になる情報>>

 我が国では2003年3月より無登録農薬を使うと罰則の対象となります。除草剤クロロプロファム(クロロIPC)がその例です。しかしアメリカなどから入ってきているフレンチフライなどにはかなりの確率で含まれています。アメリカなどでは、ジャガイモの芽止めのため、収穫した塊茎自体に除草剤を直接散布する という日本では考えられないことをしいるからです。

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