1.ふかしジャガイモのカロリーはご飯の約半分だ。
正解 ジャガイモは72キロカロリー、ご飯は約150。だから太らない
2.ジャガイモのビタミンA,C,B1,B2,B3,B6,パントテン酸、葉酸はご飯より多い。
正解 だから、体によい
アメリカの栄養学者ジーン・カーバーは20のスーパー食品をあげています。勿論ジャガイモが入っています。
3.ジャガイモの皮に近い部分は中心部より澱粉が少ない。
不正解 外側には栄養分が多い
4.ジャガイモとたばこはナス科植物ではない。
不正解 実(果実)を食べるトマト、葉を煙にするたばこもジャガイモと同じナス科
5.生いもをスライスしてつくる本物チップスはすべて国産芋を使っている。
正解 生いもは、線虫などが着いてくるおそれがあるので、輸入できない。
形がいろいろあるチップスは、国産なので安心して食べられます
6.ジャガイモの原産地はマレー半島ではない。
正解 南米原産で、ジャワ島のジャガタラ経由で17世紀始めころ日本に入ってきたらしい
7.ジャガイモ生産量世界一の国は中国である。
正解 国が広いから。ひとりあたりの食べる量は少ない
8.ジャガイモと月見草の花を見るには、夕方がよい。
不正解(ジャガイモは朝がいい。朝はいきいきして、夕方はしぼんでくる
9.芋が紅の品種「紅丸」は花も赤い。
不正解(「紅丸」の花は白い。色白の「伯爵」や「メークイン」は紫色系の花
10.ナポレオンの妻ジョセフィンはジャガイモよりサツマイモを好んだ。
正解 エッチホルモンのビタミンEが多いのはサツマイモ。赤ちゃんに必要ないEは母乳に入っていない
11.ミレーの晩鐘(アンジェラス)で夫婦はジャガイモ畑で祈っている。
正解 足下、手車を見てね
12.ジャガイモは北海道の夏涼しく、夜温の低いのが好きだ。
正解 北海道産は、だからホクホクする。ジャガイモは、南米の高地がふるさと
13.ジャガイモの表面の部分的緑はアルカロイドの色だ。
不正解(緑はクロロフィル)(緑化するとアルカロイドも増えますが)
14.道内一栽培されているのは男爵薯でなくでん粉用のコナフブキだ(平成14年現在)
15.芋の目(くぼみeye)には特にアルカロイドが多いわけではありません。目から出てくる芽budには多い。
16.カロテンは「キタアカリ」、「メークイン」などの黄肉品種に含まれます
17.水から煮ると煮くずれが少ない。硬化現象の助けによります。
18.砂糖は始めから、塩は後に入れると煮くずれが少ない
19.エグ味の素はポテトグリコアルカロイド(PGA)でα−チャコニンとα−ソラニンだ
20.さやか、とうや、ホッカイコガネはワセシロ、キタアカリより肉が粘質だ
21.肉が赤紫の芋(品種)があるが それはアントシアンなので有毒ではない。インカのめざめ の黄色はカロチノイド
22.ポマトはジャガイモとトマトの細胞融合で生まれた新しい植物。接ぎ木でできたみのではない。果実は奬果(ベリー)でポマトとは言わない
23.ジャガイモを植えると茎が数本でてくる。種いもを細かくカットして植えると目(くべみ)がひとつしかないので1本出てくることが多い
24.ジャガイモの目(くぼみ)は頭部に多い、芋こと塊茎は茎なのです
25.新しい根は種いもからでなく新しい芽から出てくる。新芽は茎、ここから根やストロンが出てくる
26.茎にギザギサした出っ張り<茎翼>が縦についている。形はいろいだが、茎を多少強くしているようだ
27.デンプン粒子は30ミクロンぐらいで、大小いろいろある。形は卵〜貝のよう。
28.葉でつくられたデンプンは茎の中をその粒子の形で芋にいくのではなく、一度糖に細分されたものが塊茎に行く。そしてまたデンプンになる
29.19世紀に日本に入ってきた「男爵薯」、今北海道でも「コナフブキ」というでん粉原料用品種についで栽培されています。これは昔北米でアイルランド系の靴屋さんが皮の紅の「アーリーローズ」という品種の畑から見つけたもの。
30.イギリスではパリッとした日本で言うポテトチップスをクリスプと呼びます。フィッシュ&チップスではフレンチフライを使っています。
31.温暖な西南暖地では、1年に2回ジャガイモを栽培しています。だから、ジャガイモの別名にニドイモと言うのもあります。
32.「男爵薯」や「メークイン」は雄の機能が働きません(雄性不稔)。しかし、雄しべから花粉を出せる「キタアカリ」、「コナフブキ」などは花の後に漿果(berry)をつけます。
33.ジャガイモを食べてアレルギーになったと言う話を聞くのは難しい。まだ聞いたことがありません。ソバなどでは聞きます。
34.中南米の梅毒、南米生まれのジャガイモ。どちらもコロンブスのアメリカ大陸(西インド諸島)発見の後に知られたが、日本に先に着いたのは梅毒。
35.ジャガイモの目と芽は違う。耳からはどちらも『め』と入るので誤解が多い。目はくぼんでおり、爪跡状のまゆげの上にあります。休眠が破れるとそこから芽を出します。
36.チップスは薄いフレンチフライをつくろうとして偶然生まれた。ニューヨークのサラトガスプリングス。
37.最近の皮の紅いものや肉の黄色い品種は概して貯蔵性が劣るが、『すべて』ではありません。
38.タンパク質とグルコースなどの糖が一緒に加熱されると、カステラ色やチップの焦げ色ができる。これをメイラード反応といいます。
39.捕虜収容所内でジャガイモ焼酎を密造してアメリカの独立記念日を祝うシーンのある映画は【大脱走】。スティ−ブ・マックイーン主演。1963年
40.芽の出を抑えるため、アメリカでは収穫したジャガイモに塩素系の除草剤CIPC(Cl-IPC,クロロプロファム)を使っており、冷凍フレンチフライとして日本に来ている(マクドナルドなど)が、ほが国では使用禁止なので、チップスにも使われていません。
41.ワインで知られるポリフェノール類(チロシン、クロロゲン酸)が多いと酸化酵素の働きでメラニンができてくる。
42.カステラもチップスもタンパク質と糖があるから、加熱すると褐変する(メイラード反応、アミノカルボニル反応)。低温保管などで糖が増えると焦げるので『甘みの素はこげの元』と言われております。
43. フレンチは低温で瞬間冷凍されるからいいが、家庭用の冷凍庫では凍結に時間がかかるため、細胞が破壊され、水分が染み出してしまってスカスカになります。
44.ジャガイモにはサポニンがあり、シャボンの効果があります。車のミラーをこすり、乾いた布で拭いてみましょう
45.5月17日の誕生花はジャガイモです。慈愛、慈悲、善行の意味があります。
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