ジャガイモの出てくる 映 画  第9集

*                  浅間和夫
91.『ラヴェンダーの咲く庭で 』 (原題:Ladies in Lavender)
2004年製作。イギリス。脚本 ・ 監督: チャールズ・ダンス 1936年、場所はイギリスの田園コーンウォール地方。そのころ日独防共協定が結ばれヨーロッパで、風雲急を告げる出来事が起ころうとしていたのだが、ジャネット(マギー・スミス)とアーシュラ(ジュディ・デンチ)の姉妹はいつものように庭のラヴェンダーの手入れなど静かな日々を過ごしていた。ハウスメイドのドルカス(ミリアム・マーゴリーズ)は40年前は可愛い娘だったが今はジャガイモのズタ袋のようになってはいるが...
そんなある日、ポーランド青年が嵐の去った浜辺に打ち上げられる。アンドレア(ダニエル・ブリュール)と名乗る異国の若者を、2人は我先にと競って看病するが、時がたつとともに彼は特にアーシュラにとって大きな存在となっていくのだった。徐々に英語を覚える彼との楽しい会話、その指が奏でる美しいヴァイオリンの音色への驚きを味わいながら、叶うわけもないと、もう何年も心の奥底にしまいこんでいた感情がにわかに沸き起こる・・・。
しかし、その後突然にアンドレアはコーンウォールを去ってしまう。美貌の若手女性画家にヴァイオリンの才能を見出され、冬が訪れる頃、ロンドンのアンドレアから手紙が届く。そこにはロンドンでデビュー・コンサートを行うとあり、アーシュラとジャネットはロンドンへ向かう。今一度、彼の奏でる美しい調べを聴くために。

92. 『オデッセイ』(邦題:ODYSSEY、原題: The Martian)
 2015年、アメリカ映画。監督:リドリー・スコット。
 主演は『ボーン』シリーズなどのマット・デイモン(声:神奈延年)。アンディ・ウィアーの小説『火星の人』(英語版2011年出版)が原作。火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描くSFアドベンチャー。
ストーリーは、ウィクペディアによりますと大約以下のようです。
主人公は植物学者で発展途上国の農業支援に従事したこともあるかって宇宙 飛行士でもあったマーク・ワトニー。火星への有人探査計画であるアレス3 に、クルーとして参加する。火星での探査任務中、大砂嵐に襲われたマークら クルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かう が、その最中にマークの腹部を折れたアンテナが直撃する。クルーたちはマー クが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球上の軌道へ帰還するた めのヘルメス号に乗って出発してしまう。ところが、マークは生存しており、 火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな物資を使って 生き延びようとする。しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはない。

 マークは次のミッションであるアレス4が到着するまでの4年間を生き延びよ うとする。植物学者としての知識を活かし、前ミッションから残留保存されて いた資材を材料に水、空気、電気を確保すると、さらに火星の土とクルーのウ ンチさえ鼻をつまみながら活用し、感謝祭用に保存していたジャガイモを種いもとして栽培に挑む。火星には液体の水がないのでハウスの外に水滴がつく装置を工作し、肥料分と土に微生物が必要なため、鼻をつまみながら仲間の残したウンチを活用した完璧な完全有機・無農薬栽培に挑戦。生のじゃがいもを火星に持ってきていた理由は、感謝祭の日にクルー全員で料理をすることになっていたから。マークの食べるジャガイモはすべて皮付きを使い、ケチャップを無くなるまで続けていた。ようやく顔を出したジャガイモの芽を確認して喜び、“Hello there” と呼びかける。
 マークはマーズ・パスファインダーを見つけ、その通信機能を回復させて地球との通話に成功する。NASAでは、まずマークのために追加の食料などを送ることを決めて急遽輸送用のロケットを打ち上げるものの、発射時に失敗してしまう。救助のための輸送を中国のロケットが引き受け、地球軌道に乗せることに成功する。

 マーク生存の報を聞いた地球帰還中のアレス3のクルーが乗るヘルメス号は NASAの指令に反し、火星へ戻る。マークは、ヘルメス号が火星上の軌道に乗る 日に合わせてローバーを改造して長距離走破を決行すると、火星の重力を振り 切る唯一の手段となる、アレス4用にすでに送り込まれていたMAV (Mars Ascent Vehicle) に乗り込む。そのMAVはヘルメス号からの遠隔操作によって 打ち上げられるが、軽量化による覆いが打ち上げ途中に剥離し、それに伴う空 気抵抗でヘルメス号から大きく離れることになる。ヘルメス号のクルーはこの 距離を縮めるべく船内の空気を宇宙空間に放出することでエアブレーキを実行 し、宇宙空間を漂っていたマークを確保し、地球へと向かう。これでようやく 観客は安堵する。400日ほどで地球に帰還できるのだから。

ジャガイモは太陽エネルギーを最も効率的に固定し、90日ほどの短期間で収穫できるので、このような想定に使われやすい作物。昔北海道で水分が多いが多収な「紅丸」の栽培が多かった時代は1ha1000俵(60t)獲る農家が結構いました。世界記録では1ha当たりで100t収穫でき、環境制御されたバイオトロンでは、その倍に迫る結果を得たらしい。最も火星の性質に近いペルー南部にある砂漠の砂を使用。さらに火星の昼夜の温度や気圧、高い二酸化炭素レベルなどを機械で設定した中で水をやり、しばらく観察したところ、このかなり乾燥した塩分の多い土壌でも育成が認められたということです  それに目をつけたNASAが2006年に宇宙、地球外惑星での作物栽培の研究をまとめてPlants for Human LifeSupport in Spaceと発表しています。 液体ではないものの水の存在が見つかった火星の環境は地球に似ていると言っても、平均表面温度が−43℃、ドライアイスのような雪が降り、気圧がやたらと低く、炭酸ガス濃度は高い。そんなところに適応できるジャガイモが見つかるかどうか判りませんがペルーのリマにある7500のジャガイモ品種を保存するCIP(国際ばれいしょセンター)でもいろいろ探しているらしい。植物工場のようなものを建設して栽培することになるのでしょうが、人が住める(移住できる)のはいつのことになるのでしょう。
CIPの科学者は、地球上で最も火星の性質に近いペルー南部にある砂漠の砂を使い、火星の昼夜の温度や気圧、高い二酸化炭素レベルなどを機械で設定した中で水をやり、しばらく観察したところ、このかなり乾燥した塩分の多い土壌でもジャガイモの生育が認められたという。

93. 『ヘイフラワーとキルトシュー(原題: Heinahattu ja Vilttitossu、英訳: Hayflower and Quiltshoe)
 2002年、フィンランド。監督:カイサ・ラスティモ。原作:シニッカ・ノポラ、 ティーナ・ノポラ。
 2002年にフィンランドで、2005年日本で公開。児童文学の映画化が成功し、フ ランスで多くの観客を動員したもの。
父親(アンティ・ヴィルマヴィルタ)はジャガイモの研究に没頭し、母親(ミ ンナ・スローネン)は家事がとても苦手で、毎日食卓にジャガイモ料理が並ぶ 一風変わった家族がありました。だから、ときどき幼い子供達はスパゲッテー 料理を欲しがっています。
その姉ヘイフラワー(カトリーナ・タヴィ)と妹キルトシュー(ティルダ・キ アンレト)は、500人もの中からオーディションで選ばれ、呼吸はピッタリ合い、愛らしくエンジェルのようだ。
姉は甘えぱなしの妹の面倒をよくみてやり、母を助けて家事までこなす、し っかりもの。しかし家族で開催した運動会のあることが契機で、我慢の尾が切 れ、無口に変身、素晴らしい役柄を降りることになります...
二人の幼い姉妹を中心に、この変わった家族のことや隣人達とのふれ合いを描いた心温まるストリーが展開してまいります。
2003年ストックホルム国際児童映画祭グランプリ、シカゴ国際児童映画祭優 秀賞など受賞。
94. 『ソーセージ・パーティー(原題: Susage Party)
> 2016年、アメリカ。監督:コンラッド・バーノン、グレッグ・ティアナン(かってサイバーテロや北朝鮮からの抗議を受けたことがある監督)
 大型スーパーマーケット「Shopwell」に陳列されている食べ物たちには手足もあり、パッケージに隔たれているものの楽しそうに交流。いつの日か店外に連れて行ってもらえることに期待をかけています。ソーセージのフランク(セス・ローゲン)は、お客様に購入され、ホットドック用のバンズのブレンダ嬢と一緒になることを夢見ていた。そして、ついにその日が来て人間の押すカートに入れられたのだ。
家ではチッキンに置かれ、出番を待っている。夜がきてFancy Dogという袋の中のソーセージが開封される。黒の蝶ネクタイをしたソーセージ達はパンと一緒に「なんて美しい世界なんだ!」と歓喜。
ここでジャガイモが選ばれて手に載ると野菜たちが希望の眼差しで見つめる。 しかし、次の瞬間、下膨れの体形に笑顔を浮かべたジャガイモにナイフが入れられます。
手足をばたつかせますが、抵抗も空しく、皮を剥かれて熱湯の中へ。
続いて焼かれたベーコンは、熱で目玉が破裂。 パンも手で押さえつけられ お尻からカットされていきます。レタスは目つぶしに合う。
その先に待ち受ける残酷な運命を予感し、キッチンから逃げ出そうと試みたり、爪楊枝の矢を射って店員を攻撃したりもがくのだが、あまり効果はないようだ。
「自分たちは殺さ れるのだ!」という真実を知った食べ物たちのアニメ映画です。下馬評は下品と言われました。「sausage party」という言葉は「男しかいないパーティ」を意味するスラングです。食材たちが人間を殺したり、大乱交パーティを開催するシーンがあるので、CGIアニメーション映画としては史上初のR-15指定を受けています。

95. 『カレーライスを一から作る』
 2016年、邦画。監督:前田亜紀。 「グレートジャーニー」シリーズで知られる探検家・関野吉晴が武蔵野美術大学の100人以上の学生たちと、9カ月にわたるゼミを試みてドキュメンタリーとした。関野の考えは「モノの原点を知ることで社会が見えてくる」にある。学生たちに色々なことに気づいてもらうため、カレーライスに必要な米、野菜、肉はもちろん、スパイス、塩、さらには器やスプーンの果てまで、まさに"一から自分たちの手でつくる"のを原則とした。目的とするカレーライスを完成できたが、読者が期待するカレー作りシーンは短く、できたカレーライスは不味そうであった。食物連鎖の頂点にいるヒトだが、「食べる」「生きる」ことの大切さを知り、矛盾についてもを自給自足的の経験から見つめ直していくものであった。

96. 『愛を積むひと』
 2015年、邦画。監督:朝原雄三。
エドワード・ムーニー・Jr.の小説「石を積む人」を基にしたヒューマンドラマ。東京の下町で営んでいた工場をたたみ、豊かな老後を求めて北海道に移住してきた小林篤史(佐藤浩市)と小林良子(樋口可南子)が主人公の夫婦。しかし、ガーデニングや内装アレンジなど充実した毎日を楽しむ良子に対し、仕事一筋だった篤史は暇を持て余すばかりで、そんな夫を見かねた良子は、篤史に家の周りの石塀づくりを頼む。ところが、良子の持病である心臓病が悪化し、篤史の願いもむなしく亡くなってしまう。
 妻の死に絶望し、心を閉ざした篤史だったが、彼女が死の直前につづった自分宛の手紙を読んだことをきっかけに、妻が途中まで完成していた石塀を完成させようと、懸命に石を積んでいきます。二人の愛は周りの人々やそれまで疎遠であった娘へと波及し、血縁の有無関わらず様々な愛が積まれていきます。
 温かな物語を描くには、それに見合う大自然と美しい四季の移ろいが要る。起伏ある美瑛や十勝岳をマルチコプタ−を駆使して4kカメラで空撮したものに加え、マイルドセブンの丘からのジャガイモ畑も背景に出てくる。ポテトの丘と呼ばれる丘陵地帯にある約5ヘクタールの町有地には、木造2階建ての家と石塀のセットが建設された。パンが美味しい「フェルム ラ・テール 美瑛」の前に現存している。
 メガホンを取るのは『釣りバカ日誌』シリーズなどの朝原雄三。主人公の脇を『悪夢ちゃん』シリーズなどの北川景子が控えめに演じ、柄本明がお笑いキャラになり、『日々ロック』などの野村周平も出てくる。
 2017年9月16日、映画「愛を積むひと」のロケ・セットを見てきました!美瑛町北西の丘展望台の近くで食事処を探して偶然行きました。「フェルム・ラ・テール 美瑛」訳せば「ファーム・大地 美瑛」で美味しいパンと柔い牛肉を食べたあとに、起伏のある丘をカメラに収めようと前に行きますと赤い屋根の周りを石塀で囲われた家が目につきました。石塀は劇中でも同じ名前で登場した平間造園が手掛けたものとか。積まれた石の中にあるハートの石を探す人もいました。
<参考>エドワード・ムーニー・Jr著、杉田七重訳の「石を積む人」四六判 468頁2014/9/5 ISBN9784094088977 小学館文庫 850円+税

97.『過去のない男』(原題:The Man Without a Past)  
 2002年、フィンランド。監督:アキ・カウリスマキ。監督は『浮雲』などで知られるフィンランド人。ヘルシンキにたどりつき、夜の公園で三人組の暴漢にバットで叩かれてしまい、病院で奇跡的に蘇生した人がいた。しかし、自分が誰で、どこから来たのかも分からなくなっていた。
 何も分からないまま勝手に病院を抜け出し、また怪我して気を失う始末。しかし、幸運にも貧しい家族の献身的看病を受け、彼らの住む家の近くにある捨てられたコンテナに住みつくことになる。失業者が多い街であるが、金曜日には教会のデナーで、パンとスープが支給され、衣服をくれる店もあり貧しい人に良い社会である。
 ある日曜日、男は助けてくれた恩人の誘いで救世軍が振る舞う貧しい肉片の見当たらないものの美味しいスープとパンをもらうことができた。そして、ここで働いているイルマという孤独な女性と運命的に出合うことができた。  男はコンテナの前に小さな畑をつくることができ、そこにジャガイモを8株を育て(写真)、2株を来年のタネに残し、残りを友人にスープを御馳走できるほどの平和な日々を手にするまでになる。しかし、身分を証明できるものは持ってなく、自分自身が誰なのかも判らないので職につけないため、救世軍のお手伝いをして僅かながらのお金を手にするなど、しだいに人間らしい生活に歩みだすことができた。
 仕事を通じて親しくなったイルマを部屋に招く。ここで自ら栽培したジャガイモをゆで、安いステーキなどと一緒に食べることもできた。"人生って悪いもんじゃない、生きてて良かった"と感じさせてくれる。
溶接工になるために必要な銀行口座を開くために銀行に行くと、強盗と遭遇。警察の張り紙で、身元が判り、妻の元に帰るが離婚届けの後であった。決闘を避け、イルマの元に帰るべく列車に乗ると、日本食が出され、割りばしや日本酒も出てくるおまけも見られる。派手な描写はせずに貧しい人々を描き、観る者の気持ちを掴むことが上手い監督であった。

98.『フィル・コリンス in バスター』(原題:Buster)  
 1988年、イギリス。監督:デビット・クリーン。
 1963年に実際に起こったイギリス犯罪史上最大の列車強盗事件の話だが、国民的英雄にまでなった強盗バスターと、その妻の逃避行も愛として描かれた品になった。
 舞台はロンドン。許欺師バスター・エドワーズ(フィル・コリンズ)は愛妻ジューン(ジュリー・ウォルターズ)と娘に囲まれ、幸福な結婚生活を送っていた。バスターは仲間のブルース(ラリー・ラム)からロイヤル・メールが多額の現金を輸送することを知り、強盗を計画する。
 見事大金を手にした彼らは、英国国内を転々とする。だがやがて捜査の手が伸び、バスターは妻子を連れてメキシコに逃亡する。
 妻ジェーンは、「あたしはステーキとチップスがどうしても食べたいの」と口に出てしまうシーンを見ました。イギリス人なので、ここでチップスとは、『フィッシュ&チップス』のフレンチ・フライのこと。日本で言うチップスはクリスプcrispと呼んでいます。さわやか、歯切れがよい、パリッとしたなど 意味です。
バスターは「そんなこと言ったって、ここはイギリスじゃないんだぜ、そんなものあるもんか」と答えていた。ステーキならどこでも食べられますが、フレンチ・フライが食べたくなったのです。彼らには主食みたいなものだから、我々が外国旅行して、「銀しゃりを食べたいね」と言うようなものです(最近の海外旅行では簡単に和風レストランが見つかるでしょうが)。
 その後ホームシックにかかったジューンが帰国することになり、バスターも逮捕を覚悟の上で妻の後を追う。やがて十数年後、刑を終えたバスターはジューンと共にウォタールー駅の隣で花屋を営んでいるのだった...
 イギリスのミュージシャンであるフィル・コリンズにとって映画初主演作品で、自身の唄う挿入主題歌『恋はごきげん(A Groovy Kind of Love)』は大ヒットした。
When I feeeling blue
All I have to do
Is take a look at you
Then I'm not so blue ...

99.『アウト・フォー・ジャスティス』(英語題:Out For Justice) 
 1991年、アメリカ。監督:ジョン・フリン。
 スティーヴン・セガール主演の犯罪アクション映画(ワーナー・ブラザー ズ)。
 舞台はニューヨーク・ブルックリン。刑事ジーノ・フェリーノ(スティブン ・セーガル。大塚明夫)は、相棒のボビーを幼馴染でマフィアのリッチー・マ ダーノ(ウィリアム・フォーサイス。麦人)に白昼堂々、家族の前で惨たらしく 射殺される。目指す敵のトップが親友だったが、復讐に燃えて単身闘いに挑 む。執念深く街中を探しリッキーを追いつめてゆく。
東洋武術を使うスティブン・セーガルが主演のアクション。
終わりが近づき『ポテトフライが食べたい』と言う言葉が聞けた映画だった。イギリスから逃げてきた人なので、『ポテトフライが食べたい』と言うわけがないと思います。翻訳者が"チップス"を"ポテトフライ"と日本人にもわかるように訳した、と考えたい。広く使われているフライドポテトはアメリカではフレンチフライを言います。そのフランスはと言うと、ポン・ヌフ又はポム・フリットと呼んでいます。
 イギリスでは人気のある"フィッシュ・アンド・チップス"(魚のフライとジャガイモのから揚げ)でわかるように、チップスとはフライドポテトのことで、日本のチップスのことはクリスプスcrispsと呼んでいます。"フィッシュ・アンド・チップス"で使われる魚は白身のタラ類が多く、魚に付ける衣は小麦粉を卵や水で溶いたものです。生地に色合いを付けるため少量の重曹と酢を入れる。また苦味と食感を与えるため好みのビール(エール)を入れたりします。
その後犬が捨てた飼い犬に小便をかけてシーンは終わる。
(1996.1.21、テレビ朝日の英語版で鑑賞。解説:淀川長治)

100.『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』
 1983年、邦画。監督:山田洋次。
 御存じの世界に類を見ない長寿人気映画シリーズ。寅次郎(渥美清)と腹違いの妹さくら(倍賞千恵子)。この家族が大切にしているのは血縁の濃さより、同じ屋根の下に家族として暮らしていこうとする意志を共有することでありましょうか。
 柴又小学校の運動会に満男の父代わりに出ようとパンをぶら下げてパン食い競争の練習に励んだものの、車竜造から迷惑だろうと言われて、柴又を飛び出す。
 新潟出雲埼で失恋の痛手から失踪していた京はるみ(都はるみ)に会い、一緒に佐渡島に渡る。プロダクションの社長(藤岡琢也)らが探しに駆けまわるとき画面右にチラッとまだ開花前のジャガイモらしき畑が見えました。  はるみは恋人と復縁して柴又にお礼にきて"団子"ならぬ『アンコ椿は恋の花』など歌ってくれる。寅は振られたことが判り、ぶらり北海道の京極町に廻る。時は7月、折から羊蹄祭が行われており、映画のエンデングには富士山に似た素晴らしい羊蹄山とその前の満開のジャガイモ畑が出てきます。  京極町にはフレンチフライ製造の歴史ある(株)パイオニアフーズ本社工場や低温によるイモの呼吸や萌芽を抑制するようてい農協の貯蔵庫があり、吹き出し公園では山から出てくる名水もあるところです。
 山田洋次監督は北海道が大好きであり、シリーズの内8回をロケ地に選択しているほか、「幸福の黄色いハンカチ」(夕張市)、「遥かなる山の呼び声」(中標津町)などもそうだ。


http://www.geocities.jp/a5ama/cinema9.html ジャガイモ博物館。ジャガイ モと映画 9

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ジャガイモと映 画 第5集 (No.48〜60) へ
ジャガイモと映 画 第4集 (No.38〜47) へ
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ジャガイモと映 画 第2集 (No.16〜27) へ
ジャガイモと映 画 第1集 (No.1〜15) へ


ジャガイモと映 画 第1集 (No.1〜15)の内容
1. 大脱走 The Great Escape
2. 真紅の海賊 The Crimson Pirates
3. さらばバルデス Chino(The Valdez Horses)
4. 旅 情 Summertime
5. わかれ道 One potato,two potato
6. スターウォーズ Star Wars
7.7年目の浮気 The Seven Year Itch
8.静かなる男 The Quiet Man
9.ビッグ、仁義なき戦い Big
10. 『地下水道』、『スターリングラード』
11. 『ホタル』、『マンホール』、『男はつらいよ』
12. 『怒りの葡萄』 The Grapes of Wrath
13. 『エイプリルの七面鳥』 Picese of April
14. 『パシフィック・ハイツ』Pacific Height
15. 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
アメリカ映画『コブラ』

ジャガイモと映 画 第2集 (No.16〜27)の内 容
16. 『ソラニン』
17. 『しあわせのパン』
18.『U-900』
19.『ポテチ』
20.『追憶のアイルランド』 I Could Read the Sky
21.『独裁者』または『チャップリンの独裁者』The Great Dictator
22.『ニーチェの馬』原題 A TORINOI LO (英題The Turin Horse トリノの馬)
23.『悲しみのミルク』原題 La teta asustada (英題 The Milk of Sorrow)
24.『落穂拾い』原題 Les Glaneurs et la   Glaneuse
25.『戦場のピアニスト』原題 The Pianist 
26.『愛を読むひと』 The Reader
27.『じゃがいもシンフォニー』Gamja Simponi、英訳題 『Potato Symphony』 

ジャガイモと映 画 第3集 (No.16〜27)の内 容
28.『エリザベス:ゴールデン・エイジ』Elizabeth: The Golden Age 
29.『シェフとギャルソン、リストランテの夜』 Big Night 
30.『エグジット・スピード』 Exit Speed
31.『Hot Potato』やっかいもの(勝手訳)  
32.『トイストーリー3』Toy Story 3
33.『海賊大将』 A High Wind in Jamaica
34.『天空の城ラピュタ』
35.『スタンド・バイ・ミー』Stand by Me 
36.『幸 福』
37.『JIGSAW デッド・オア・アライブ』DEAD OR ALIVE 原題: BROKEN

ジャガイモと映 画 第4集 (No.38〜47)の内 容
38.『苦役列車』 
39.『お焦げ先生とジャガイモ七つ』 
40.『まおゆう魔王勇者』Archenemy and Hero
41.『アラン』 Man of Aran 
42.『SPUD』(ジャガイモ) 
43.『ジャガイモ』() 
44.『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』
45.『ラ・マルセイエーズ』La 46.『Eatrip』(イートリップ) 
47.『チスル』(ジャガイモ) 

ジャガイモと映 画 第5集 (No.48〜60)の内 容
48.『かもめ食堂』 
49.『カレーライス』 別 題. Curry Rice
50.『ライスカレー』(テレビドラマ) 
51.『黄色いライスカレー』 
52.『カレーライスの女たち』 Every Japanese Woman Cooks Her Own Curry
53.『銀河鉄道の夜』  I carry a ticket of eternity :Nokto de la Galaktia Fervojo
54.『わたし出すわ』 
55.『いもと男爵と蒸気自動車』 (テレビドラマ)
56.『ブリキの太鼓』  Die Blechtrommel、英訳: The Tin Drum
57.『Uボート』  Das Boot、英題:The Boat
58.『スーパーサイズミー』 Super Size Me
59.『「私たち結婚しました』 
60.『地下鉄のザジ』 

ジャガイモと映 画 第6集 (No.48〜60)の内 容
61.『鉄道員(ぽっぽや)』 
62.『ドラゴンボールZ 神と神』 (Dragon Ball Z: Battle of Gods)
63.『刑事コロンボ』指輪の爪あと 原題:Columbo
64.『Faith Like Potatoes』 勝手訳:ジャガイモ のような信頼
65.『羊たちの沈黙』 原題: THE SILENCE OF THE LAMBS
66.『ストライクウィッチーズ』 (STRIKE WITCHES)
67.『アルバート氏の人生』  (Albert Nobbs)
68.『ジャガイモ星2013QR3』  (ジャガイモ星 )
69.『もったいない!』 (Taste the Waste)
70.『アニメ・嵐を呼ぶ園児クレヨンしんちゃん』  (クレヨンしんちゃん)

ジャガイモと映 画 第7集 (No.71〜) へ
71.『クロスボー作戦』 (原題:Operation Crossbow)
72.『Down Fall 』 (原題:Der Untergang(失脚、 没落の意))
73.『 赤毛のアン』 (原題:Anne of Green Gables )
74.『Bienvenue chez les Ch'tis』(Ch'tis達の地に ようこそ、シュティ(北部の人々)の地へようこそ) 
75.『智恵子と光太郎』(極北の愛・運命の出逢い、 智恵子が求めた新しい女の生き方とは...光太郎との美しくも壮絶な愛の物 語)
76.『おおかみこどもの雨と雪』
77.『シルバーレイクの待伏せ』原題:Der Schatz im Silbersee
78.『風が吹くとき』原題:When the Wind Blows
79.『進撃の巨人』(アニメ)、映画化の予定あり
80.『この空の花』−長岡花火物語

ジャガイモと映 画 第8集 (No.81〜) へ
81.『火垂るの墓(ほたるのはか) 』 英題:Grave of the Fireflies
82.『三姉妹〜雲南の子』 
83.『アレクセイと泉』 
84. 『ランチの女王』 
85. 『マッサン』 
86. 『典子は、今』
87.『遙かなる戦場 』 英題:The Charge of the Light Brigade
88. 『天皇の料理番』
89.『黒星警部の密室捜査 』
90. 『メイクイーン』


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