ジャガイモばれいしょ用語かいせつ入門

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秋作 一般的には九州や瀬戸内の西南暖地で8〜9月に植付けし、11月から1月に収穫する作型を言います。九州から沖縄にかけての暖地では10〜12月に植付け2から4月に収穫する作型もあり、これを冬作と呼ぶこともあります。農林水産省の統計では11月〜3月頃に収穫するものを「秋植え」として調査していいます。
アルカロイド −−> ソラニンを見てね
芋(イモ)
 地下茎や根が肥大してデン粉などの養分をたくわえるものの総称。
 本当は、ジャガイモは薯、サツマイモは藷、里イモには芋をあてます。ジャガイモ(馬鈴薯)のイモは地下茎(ストロンょの先端が肥大し、塊(かたまり)状になったものなので塊茎(かいけい)と呼んでいます。最外側は周皮、中心部は内ずい、基部・頂部・目の間には維管束環が張り巡っています。でん粉は概して内ずいに少ない。
 塊茎の構造図(葉もある)へ
維管束(いかんそく)
 皮層部とイモの大部分を占める髄(ずい)部の間にあり、篩(ふるい。し)部とその内にある導菅を含む木部をあわせた総称。目とストロン(ふくし)につながっています。人で言えば血管のようなもの。ストロンを色水につけておくと、この維管束部がその色に変わってきます。  維管束褐変症状
遺伝子組換(いでんしくみかえ) 遺伝子組換
遺伝子組換(いでんしくみかえ) Btタンパク質
栄養成分(えいようせいぶん) 栄養成分表
疫病(えくびょう) アイルランドの疫病
ウイルス病(ウイルスVirus)
ウイルスは基本的に核酸とタンパク質から成る、とても単純な構造。DNAかRNAのいずれか一方しか持たず、他の生物の細胞内に侵入し、その細胞の核酸合成・タンパク質合成機能を利用しなければ増殖できない。  濾過性(ろかせい=ひじょうに小さい)病原体によっておこされる病気。種イモがもっていたり、切断刀、葉の汁、アブラムシなどで伝染しますが、病気にいろいろあって、アブラムシの種類、移り方などがひとつづつちがいます。(ウイルス病へ)ウイルスは英語ではバイラス、ドイツ語ではビールスと呼びます。
栽培中にこれらに感染したものを翌年植えると収量が大幅に低下します。このため、種イモは合格証票のあるイモを使い、スーパーなどで売っている生食用は使えません。
 ウイルス、バイラス
ウイロイド(Viroid)
性質がウイルスに似ており、同様の病害をもたらしますが、核酸部分はRNAのみでタンパク質を持たず、ウイルスよりさらに小型。ウイルスと異なり、動物に病害をもたらす種類は存在しないとか。
 ジャガイモではわが国に未発生なやせいも病(Potato spindle tuber viroid)が知られています。
ウイルスフリー
 ウイルスは、感染した植物全体に分布します。しかし、例外的に、生長点(生長が盛んな芽や根の先端部分)の一部には存在していません。そこで、その部分の組織だけを切り取って培養すると、親株と同じ性質ながら、ウイルスに感染していない株(頂芽)を得ることができます。このような株は「ウイルスフリー」と呼ばれています。
 ただし、植物によっては、完全にウイルスのいない株にすることはできなく、「ウイルスフリー」と呼ばれても、表面上症状がなく、生育が不良になっていない株を含めることがあるようです。 ○畝(畦、うね)幅(はば)
 種イモが並んでいる条と条との間隔(かんかく)。60〜85センチのことが多い。ふつうのつくり方では土寄せしたあとの山と山の間をいいます。 ○エグ味
 馬鈴しょは収穫後に光を浴びると、ソラニンやチャコニンなど、グリコアルカロイドと呼ばれる物質が皮の周辺に蓄積し、これがエグ味の原因となる。品種によって、その程度は異なる。
アルカロイドへ)
入れ目 ダンボールなどにイモを詰める際、流通・保管時の乾燥や呼吸による減耗、規格外の混入などを考慮して、規定の重さを超えるものを詰めますが、このプラスα分をこのように呼びます。
植付後(うえつけご)、出芽前(しゅつがまえ)など  用語補助
疫病
菌類病の一種で、馬鈴しょにとって最大の病害である。葉や茎のみならず「いも」も犯し、軟腐病菌との複合感染を生じることも多い。
1845年ころアイルランドで大発生し、多くの餓死者を出してアメリカ移民のきっかけになったことで知られています。
疫病、アイルランド
エグ味 塊茎に光が当たっていますと、葉緑素と共にα-ソラニンやα-チャコニンなど、グリコアルカロイドと呼ばれる物質が皮の周辺に蓄積してきます。これがエグ味の原因となります。ろうそく以上の光を当てないようにし、光の当たった緑のものは捨てましょう。
ソラニン質問のソラニン
畝(畦、うね)幅(はば)
 種イモが並んでいる条と条との間隔(かんかく)。60〜85センチのことが多い。ふつうのつくり方では土寄せしたあとの山と山の間をいいます。
塊茎(かいけい)
 「イモ」の項へ。
塊茎単位栽培(かいけいたんいさいばい)
ひとつの塊茎を2〜4片に切り、それら切片を各1株として植えるが、他の塊茎に由来するものとは1株分離して列に植えるもの。1塊茎が2株として植えられ、1株にウイルス症状がみられると、もう1株と共に抜き取り処分されますので、保毒株を見落とす確率は低い。この塊茎単位栽培法は、植物防疫法で定められた指定採種道県の原種圃(ほ)とか、これをゆずり受けた採種圃で行っています。
開花(かいか)期
 花が咲いている時期をいいます。株単位で4割が咲いた時期をいうことが多い。(開花へ)(果実(み、漿果、ベリー)の話へ)
塊茎の病気(びょうき)塊茎の病気を診断する へ)
カット(クリンクル、シューストリング...)(A HREF="yougohojo.html">カットの種類一覧へ) ○株間(かぶま)
 種イモと種イモの間の距離をいいます。品種や用途により変わりますが、20〜40センチのことが多い。
褐色心腐 生理障害の一種で、イモの中心などに褐色の斑点があるものです。栽培中の高温(斑点が外髄に多いヒートネクロシス)や乾燥(内側に多い)が原因で、水分不足により細胞が壊死したもの。
褐色心腐の防止策
カテコールcatechol染色検査
134倍液(1オンスを水1オンスに溶かす)に5分漬け後水に流して乾かして着色から新しい傷の有無・大きさを知る。
還元糖 糖類の一種でグルコースやフラクトース等を指す。これらが多いとフライやチップスなどの油加工をした際に褐変を生じる。
キュアリング 収穫したジャガイモの貯蔵性を向上させるため、15〜20℃ほどで95%程度の多湿条件に5〜10日程度おき、収穫後の取り扱いで生じた傷口や表皮の下にコルク層を形成させるもの。
休眠(きゅうみんdormancy,rest period)
 ジャガイモ塊茎には生長点活動を停止した休眠芽ができます。この休眠芽は、一定期間、環境条件の変化にかかわらず、生長点活動を休止します。この状態を休眠dormancyといい、この期間を内生休眠期rest period といいます。
 そして、塊茎形成から収穫期までを内生休眠前期、スト(ウ)ロンから離され、細胞分裂をほとんどやっていない状態を内生休眠後期といいます。 (通常20℃において芽が動かない状態でいる期間で、70〜140日。3mmまで伸びたときまでの期間で言うことが多い。休眠がごく短くて保管に苦労するものに「インカのめざめ」、「インカゴールド」があります。また逆に「ユキラシャ」のように長すぎても、初期生育が悪くて苦労します)  通常、休眠期をすぎると、いもの中の糖分が増えてきます。)
しかし、2℃ほどに貯蔵していますと、この期間が過ぎても芽が伸びてきません。この状態を外生休眠または、強制休眠といいます。(就眠:関連用語<就眠>へ)
 休眠期の長短には品種間差異があります。長いのは「男爵薯」、「トヨシロ」ですが、最近もっと長い「ユキラシャ」とか「十勝こがね」が出てきました。やや短いものでは「キタアカリ」、「メークイン」などがあり、「アンデス赤」とか、2倍体品種の「インカのめざめ」や「インカゴールド」はこれらより短い。
 アメリカでは収穫したジャガイモ自体に萌芽抑制剤クロロプロファム(クロロIPC。日本では使用禁止のポストハーベスト・アブリケーション)を散布して萌芽を抑えている。この農薬をかけたものは種には使えない。
外生休眠期(がいせいきゅうみんきdormant period)、強制休眠
 内生休眠期を終えたものでも、冬期の低温とか2〜3℃の所に置かれると、伸長生長を開始できません。このような状態を外生休眠期dormant periodといいます。
グリコアルカロイド アルカロイド配糖体の一種で、主成分はαーソラニンとαーチャコニン。表皮が緑色に変色した部分や芽の基部に多い。ソラニン
黒色心腐 貯蔵中の換気不足等の要因により、酸素不足のために細胞が枯死することにより発生する。褐色心腐と同様にクレーム要因のかなりのシェアを占める。
褐色心腐
茎頂培養(けいちょうばいよう)
 ジャガイモなどの頂端部(メリステム)を取り出し、無菌的に、無機塩や糖、ある種のホルモン剤を加えて培養し、完全な植物に育てること。無ウイルス化のために使うことが多い。
茎葉黄変期(けいようおうへんき)
 葉が黄色くなった時期。このころイモの周皮(一番外側=表面の皮)が離れにくくなります。このころ収穫すると一番ホクホク感がある完熟したものが得られます。
減農薬栽培 農水省の「有機農産物及び特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に基づき、慣行の栽培にくらべて農薬の使用回数を半分以下に低減して栽培すろもの。
 有機農産物は、周りから農薬が飛来しないなど一定の条件の畑に植え、病害虫や雑草を耕種的、物理的ないし生物的に防ぐなど、より厳しい条件の下で栽培され、「有機JASマーク」をつけて販売されています。
減農薬栽培減農薬の花標津
種(しゅ)と品種(ひんしゅ)
ナス科ジャガイモ属の中には塊茎をつけるたくさんの種(しゅ)があります。そのうちの1つの栽培種がSolanum tuberosum(2n=48、ソラナム・トゥベローサム)こと狭い意味のジャガイモであり、この中に『男爵薯』などたくさんの品種(ひんしゅ)があります。
異種ジャガイモとしては、そこそこの塊茎をつける栽培種とか、いろいろな病害に強い野生種などもあり、これらの間の種間雑種も育成されています。この普通栽培種と数種の野生種との間の雑種(例、コナフブキ、さやか、花標津)も広い意味のジャガイモ品種として扱われております。
主食
 世界全体からは、1位ジャガイモ、2位コメ、3位パン、4位バナナ
出芽(しゅつが、emergence)
 ジャガイモの芽が地表に出ること。「発芽germination」、「萌芽sprout」の項参照。
生理障害(空洞、変形など)二次生長などの原因と防ぎ方
真正種子(TPS) 『男爵薯』や『メークイン』のような雄性不稔のものを除き、通常花が散ったあとに、形がミニトマトのようで緑色の果実をつけます。この中にナスやトマトの種を小型にした種子が入っています。これを真正種子とか実生(みしょう)種子とか呼んでいます。
真正種子、TPS
ストロン ジャガイモの塊茎(イモ)は、種イモが発芽して伸長した茎の途中から伸びたストロンstolon(ストウロン)の先が膨らんで形成される。植物の組織としては茎の一部に相当する器官。
そうか病 イモの皮面に褐色の小斑を生じ、肥大とともに病斑が拡大し、コルク化して多くの小さな亀裂を生じてカサブタのようになる。通常、患部は皮部のみにとどまるが、外観が悪く商品価値を損なう。病原体は土壌中に生息する放線菌の一種。
ソラニン 収穫後に光を浴びるた場合に生成するグリコアルカロイドの成分の一つで、エグ味の元となる。多量に摂取すると稀に食中毒などを引き起こすことがあります。
ソラニン(含有量へ、 ソラニンの話1へ、 ソラニンの話2へ)
新ジャガ、旬(しゅん)
 「新じゃが」:特に定義はありません。西南暖地○○県の未熟なもの、春とれたもの、皮のむけやすイモの、『ワセシロ(伯爵)』の前進栽培もの、などいろいろ言われています。(7,8月、北海道で新ジャガとか新物とあるものは色白で『ワセシロ』のことが多い)春植えてとる北海道産でも収穫は遅れますが、新ジャガといいますので、『年が変わってから植えたものから収穫されたジャガイモ』としてはどうでしょうか。つまり、新ジャガ前線は全国を北上して、北海道では7月ころになります。なお、越冬したものを市場関係者などは『ヒネ』と呼んでいます。甘みの増えた『ヒネ』(旬、おんば)を好む人も多く、家畜の肉同様、おいしい食べどきの好みや判断が難しい。(新ジャガとはへ)
打撲(皮下)黒斑 収穫・貯蔵の作業の際に衝撃や圧力を受けますと、周皮に近い内側などメラニン物質による黒変を生じます。外部にも亀裂が見られ、内部に空洞ができることもあります。
 傷にはいろいろあり、切り傷(cut)、打ち傷(bruise)、圧着痕(北海道では2月ころから見られる)、すり傷(scrape)、刺し傷(stab)、ひっかき傷(scratch)、やけど(日焼けburn)などが知られています。
着蕾(ちゃくらい)期
 つぼみができる時期のことで、この時期に地下ではイモができはじめています。
中心空洞 外部から見当つけにくいため、クレーム要因のうち最大のもので、イモの中心部が裂けるように穴状を呈し、穴の内側がコルク化して、異物が混入した感じになる生理障害。
貯蔵温度 長期間にわたり萌芽(発芽)を完全に抑えるため、2℃としますが、青果用は『サツマイモ』より10℃ほど低い約5℃(種子用は約3℃)にします。ただし、油で揚げるものは還元糖の増加を避けるために6〜13℃とする。
爪跡状障害(爪傷、爪跡傷、Thumb-nail cracks)
 塊茎に浅い爪の跡に似た弧の傷が見られるもの。機械や設備に傾斜やデコボコがあったり、転がると出やすい。
デン粉 澱粉(でんぷん)価へ、
澱粉含有率へ、 RSレジスタントスターチへ、 子どもの澱粉採取へ)
葉(は)
 ジャガイモはナス科の双子葉植物なので、真正種子(発芽の項参照)を植えると双葉が出てきます。種子からでもイモから植えても、1人前に伸びたジャガイモについている葉は、羽状複葉(うじょうふくよう)です。この葉は、先端の1枚の頂小葉と3〜4対の小葉からなりたっています(詳しくは、この外に 二次小葉や付け根付近のほう葉もあります)。テンプラにして食べるひともいます。
ひね 冬を越したジャガイモのこと。『新じゃが』には使わない。
剥皮褐変(はくひかっぺん)、酵素褐変(こうそかっぺん)剥皮後の褐(黒)変)へ。参考:水煮後の黒変
皮下黒斑(ひかこくはん、black spot, internal blackenning)
 機械的打撲Bruise、金属部への落下などの後、フェニールアラニン・アンモニア・ラーゼ(PAL)が活性を増し、塊茎の維管束部に近いところに、1〜2日後灰黒色の広めの斑点を生じるもの。チロシンTyrosineの多い品種でできやすい。
発芽(はつがgermination)
 真正種子(True Potato Seeds、漿果の中からとった種子で、イモではない)から芽が出てくること。「真正種子」、「萌芽」、「出芽」の項参照。
病原微生物(びょうげんびせいぶつ)病原微生物分類表
ファイトプラズマ(マイコプラズマ、MLO)
1967年のマイコプラズマ様微生物(MLO)の存在確認後、ジャガイモのてんぐ巣病及び紫染萎黄病などの多くの病害の発生が報告された。発見以来、MLOと呼称されていたが、1993年頃から、rRNA遺伝子の解析等からMLOの系統関係についての研究が進み、1994年、MLOの俗称としてファイトプラズマを採用することが承認された。
わが国に発生するファイトプラズマT群による野菜病害(ヒメフタテンヨコバイにより媒介される既報のミツバてんぐ巣病、ニンジン萎黄病、レタス萎黄病、タマネギ萎黄病、トマト萎黄病、ネギ萎黄病)とか、ファイトプラズマU群による病害(キマダラヒロヨコバイにより媒介されるジャガイモのてんぐ巣病、紫染萎黄病ニンジン萎黄病、トマト萎黄病)があります。
萌芽(ほうがsprout)
 種イモの目(くぼんだところ)から芽が出ること。「発芽」の項参照。
目(め)
 イモに、上からみると螺旋状(らせんじょう)にあるくぼみ。目eyeから芽bud(め)がでてきます。アルカロイドの多いのは芽なので目は捨てなくてよい。目は茎の節に相当し、芽の集合体。
芽かき
(1)目には主芽とその両側に副芽があります。催芽中にふつうその主芽が伸びてきますが、光が弱く温度が高いと茎が細長く伸びてきて、プランタの植えつけが難しくなります。主芽を除くと活力の劣る細い茎が伸びてきますので、貯蔵温度に注意して無駄な手間をかけなくてよいようにしたいものです。また食用でもあまり長期間保管して芽がのびるとロスが大きくなりますので、芽を除去します。
(2)出芽後茎数が多すぎて、小粒いもがたくさん着き、ねらったサイズの確保が難しいと予想されるときは、本培土の前に余分な茎を引き抜いてしまうことが本州の一部で行われています。片手で残す茎を押さえ、捻るようにして引くと損傷が少なくてすみます。
野菜(やさい,vegetable)
「野菜」とは、『大辞林』によりますと、「食用に育てた植物」となっています。カロリーが高くなく、それだけ食べてもお腹がいっぱいになりにくく、ビタミンやミネラルの摂取に役立つ植物であって、蔬菜の外に山野草を含む。、ジャガイモもこれに属し、でん粉はあっても穀物ではない。
(野菜とはへ)
葉面積指数(ようめんせきしすうLeaf Area Index)
 1平方メートルの面積に対して、その中に植えられている植物(ジャガイモ)の葉の面積の合計を比べるもの。LAIが3であるというのは葉の面積の合計が3平方メートルあることです。通常3〜4で多収穫が期待できます。
ゆ傷組織(ゆしょうそしき)
周皮が完成したときのコルク層のことで、イモの表面がすこし褐色になります。また、種イモの切断面や傷あと面にできる薄皮のことをいいます。

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